搭乗者傷害保険は、自動車保険の特約の一つで、契約している自動車に乗っている際に自動車の運行によって怪我をしたり死亡した際に保険金が支払われます。運行とは自動車が走行している時以外にも自動車特有の装置、例えばダンプカーの荷台の上げ下ろしやクレーン車のクレーン操作、自動車のドアの開け閉め等が含まれます。一般的に自動車の事故とは思われない状況で保険金が支払われる事例として、ドアの開け閉めの際に指を挟んだ、自動車を傾斜地に止めたために自動車から降りる際に転んで怪我をした、自動車のステップに雪が付着していたため降りる際に滑って怪我をした、バスに乗っていて、急ブレーキにより転倒して怪我をした、といったものがあります。保険金の支払われ方としては通院や入院の日数に契約で決められた日額を掛けて支払われる場合や、怪我の内容によって10万円から100万円程度の定額が支払われるものがあります。何れの場合も事故日から180日以内に治療をうけた場合が対象になります。定額で支払われる場合は、5日以上の治療が条件になり、5日未満の場合は一律1万円の支払いになります。日数に応じて支払われる場合も90日が限度日数になり、それ以上通院しても支払い対象になりません。